文献詳細
文献概要
今月の主題 糖尿病 1993 糖尿病のコントロールに必要な検査法とその進め方
血中インスリンと血中および尿中C-ペプチドの診断と治療への応用
著者: 岩本安彦1
所属機関: 1自治医科大学内分泌代謝科
ページ範囲:P.1441 - P.1443
文献購入ページに移動●血中インスリン(IRI)の測定は膵β細胞機能検査,特に糖尿病の補助診断や病型鑑別,特殊な糖尿病の診断,低血糖症の鑑別などに有用.
●血中C-ペプチド(CPR)はインスリンの代わりに内因性のインスリン分泌の指標となる.
●グルカゴン1mg静注後6〜10分の血中CPR,または朝食2時間後の血中CPRは,IDDM,NIDDMの鑑別の指標となる.
●IDDMの血中CPR測定には高感度測定法が有用である.
●尿中CPRも問題点を考慮した上で,IDDM,NIDDMの鑑別の簡便な指標となりうる.
●血中C-ペプチド(CPR)はインスリンの代わりに内因性のインスリン分泌の指標となる.
●グルカゴン1mg静注後6〜10分の血中CPR,または朝食2時間後の血中CPRは,IDDM,NIDDMの鑑別の指標となる.
●IDDMの血中CPR測定には高感度測定法が有用である.
●尿中CPRも問題点を考慮した上で,IDDM,NIDDMの鑑別の簡便な指標となりうる.
掲載誌情報