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文献詳細

雑誌文献

medicina30巻8号

1993年08月発行

文献概要

今月の主題 糖尿病 1993 糖尿病のコントロールに必要な検査法とその進め方

血中ケトン体のコントロール目標値

著者: 堀田饒1 坂本信夫1

所属機関: 1名古屋大学医学部第3内科

ページ範囲:P.1445 - P.1447

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●ケトン体はアセトン,アセト酢酸,β-ヒドロキシ酪酸の総称である.アセトンは活用されることなく呼気,尿中に排泄され,通常,血中ケトン体といえば後2者を指す.
●血・尿中ケトン体レベルの高値は,糖尿病病態の増悪のみを反映しているのではなく,及ぼす影響因子は多彩である.
●血糖コントロール状況の悪化を把握するには,β-ヒドロキシ酪酸がよく,β-ヒドロキシ酪酸/アセト酢酸比の上昇は病状悪化を示唆する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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