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今月の主題 糖尿病 1993 糖尿病治療の現況と問題点
糖尿病性腎症の食事療法
著者: 土井邦紘1
所属機関: 1土井内科
ページ範囲:P.1463 - P.1466
文献購入ページに移動●早期腎症(尿中微量アルブミン出現)の時期から蛋白食の制限をする(0.8g/kg/日).
●1日の蛋白摂取量は体重1kg当たり臨床的腎症の時期は0.6〜0.8g,腎不全の時期は0.5〜0.6g,透析時期は1.2〜1.3gとする.ただ,ネフローゼ症候群では尿中蛋白排出量を考慮する.
●血圧,浮腫の予防あるいは治療のためNa,Kの摂取量に気をつける.
●多価不飽和脂肪酸の比率が高い食事が望ましい.
●必須アミノ酸療法を積極的に取り入れる.
●1日の蛋白摂取量は体重1kg当たり臨床的腎症の時期は0.6〜0.8g,腎不全の時期は0.5〜0.6g,透析時期は1.2〜1.3gとする.ただ,ネフローゼ症候群では尿中蛋白排出量を考慮する.
●血圧,浮腫の予防あるいは治療のためNa,Kの摂取量に気をつける.
●多価不飽和脂肪酸の比率が高い食事が望ましい.
●必須アミノ酸療法を積極的に取り入れる.
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