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文献詳細

雑誌文献

medicina30巻8号

1993年08月発行

文献概要

今月の主題 糖尿病 1993 糖尿病治療の現況と問題点

運動療法をどの程度行えばよいか

著者: 阿部隆三1

所属機関: 1太田西ノ内病院糖尿病センター内科

ページ範囲:P.1467 - P.1469

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●運動は糖代謝ばかりでなく,心肺機能や筋力強化などに好影響を及ぼすが,血中ケトン体の上昇や低血糖を誘発したり,糖尿病性合併症を増悪させることもあるので,注意が必要である.
●運動療法開始前にはIDDMかNIDDMか,網膜症,腎症,神経障害などの合併症はないかなど,病態と合併症のチェックを怠ってはならない.
●運動を処方する場合には,運動の内容,強さと時間,頻度などを検討し,薬物治療中の患者の場合は低血糖予防のため食後1〜2時間の間に実施するのが望ましい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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