文献詳細
文献概要
今月の主題 糖尿病 1993 糖尿病性合併症への対策
糖尿病網膜症
著者: 堀貞夫1
所属機関: 1東京女子医科大学糖尿病センター眼科
ページ範囲:P.1490 - P.1491
文献購入ページに移動●糖尿病網膜症発症前の治療:血糖管理を適切に行い,患者の寿命に至るまで網膜症を発症させないのが最終目標となる.
●単純網膜症の治療:可逆性病変の病期で,視力障害を起こすことはないので,内科医による血糖管理が最も重要な時期である.
●前増殖網膜症の治療:増殖網膜症に至る前段階での予防・治療が大事で,眼科的にレーザー光凝固が適応となる最も大事な時期である.
●増殖網膜症の治療:末期的な病期になり初めて自覚症状が現れる.硝子体手術を行う場合があるが,必ずしも良好な視力予後は得られない.
●単純網膜症の治療:可逆性病変の病期で,視力障害を起こすことはないので,内科医による血糖管理が最も重要な時期である.
●前増殖網膜症の治療:増殖網膜症に至る前段階での予防・治療が大事で,眼科的にレーザー光凝固が適応となる最も大事な時期である.
●増殖網膜症の治療:末期的な病期になり初めて自覚症状が現れる.硝子体手術を行う場合があるが,必ずしも良好な視力予後は得られない.
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