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文献詳細

雑誌文献

medicina30巻8号

1993年08月発行

文献概要

今月の主題 糖尿病 1993 トピックス

新しい経口血糖降下剤の開発状況と展望

著者: 南條輝志男1 町田和生1

所属機関: 1和歌山県立医科大学第1内科

ページ範囲:P.1540 - P.1542

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●CS-045やPioglitazoneなどのthiazolidine誘導体は,従来のスルフォニール尿素(SU)剤と異なり,インスリン分泌促進作用はなく,インスリン感受性を改善することによる血糖降下作用を有する.
●新しいSU剤Glimepiride(HOE 490)は,インスリン分泌促進作用が弱いにもかかわらず,強力な血糖降下作用を有し,その作用機序にはやはりインスリン感受性改善作用が強く関与していることが想定されている.
●消化酵素阻害剤のAcarboseやAO-128は,食後の血糖上昇を抑制する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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