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今月の主題 消化性潰瘍治療の新展開 成因
消化管ホルモンと消化性潰瘍
著者: 岸本眞也1
所属機関: 1広島大学医学部第1内科
ページ範囲:P.1604 - P.1608
文献購入ページに移動●消化性潰瘍の成因に関与すると考えられる消化管ホルモンは,攻撃因子としてガストリン,防御因子としてソマトスタチンがある.
●ガストリンは胃酸分泌を刺激し,ソマトスタチンはガストリン分泌,酸分泌を抑制している.
●ガストリンが消化性潰瘍の成因に関与する疾患はZ-E症候群,偽Z-E症候群における十二指腸潰瘍である.
●高ガストリン血症,粘膜ソマトスタチン量の低下とH.pylori感染が潰瘍の成因に関与することが分かってきている.
●ガストリンは胃酸分泌を刺激し,ソマトスタチンはガストリン分泌,酸分泌を抑制している.
●ガストリンが消化性潰瘍の成因に関与する疾患はZ-E症候群,偽Z-E症候群における十二指腸潰瘍である.
●高ガストリン血症,粘膜ソマトスタチン量の低下とH.pylori感染が潰瘍の成因に関与することが分かってきている.
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