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文献詳細

雑誌文献

medicina30巻9号

1993年09月発行

文献概要

今月の主題 消化性潰瘍治療の新展開 成因

胃粘膜防御機構

著者: 寺野彰1 高橋盛雄1 椎名秀一朗1 太田慎一1

所属機関: 1東京大学医学部第2内科

ページ範囲:P.1616 - P.1619

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●胃粘膜細胞保護作用(cytoprotection)は,胃粘膜保護機構の解明にとって最も重要な概念である.
●胃粘膜防御因子としては,粘液分泌,胃粘膜微小循環,細胞回転などがある.
●PGは,胃の表層細胞を障害物質から保護することはできないが,より深層の頸細胞,微小循環を保護している.
●胃粘膜防御機構の重要な要素として損傷治癒過程が考えられてきた.
●胃粘膜細胞がHGFを産生していることが発見され,注目されている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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