icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina30巻9号

1993年09月発行

文献概要

今月の主題 消化性潰瘍治療の新展開 薬物療法

薬物療法をどう進めるか

著者: 西元寺克禮1

所属機関: 1北里大学医学部内科

ページ範囲:P.1628 - P.1631

文献購入ページに移動
●高位胃潰瘍は高齢者に多く,酸分泌低下例のため,攻撃因子抑制剤と防御因子増強剤の併用(以下併用)を行う.
●胃角部潰瘍では難治例が少なくなく,併用が原則であるが,当初よりプロトンポンプ阻害剤(PPI)を難治例では用いてもより.
●十二指腸潰瘍は年代にかかわらず高酸であり,攻撃因子抑制剤単独でよい.また,併存潰瘍は十二指腸潰瘍に似るが,治療は胃角部潰瘍に準ずる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?