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文献詳細

雑誌文献

medicina30巻9号

1993年09月発行

文献概要

今月の主題 消化性潰瘍治療の新展開 薬物療法

制酸剤・抗コリン剤の評価と使い方

著者: 早川滉1

所属機関: 1長崎原爆病院内科

ページ範囲:P.1632 - P.1634

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●Mg剤は遅効性,緩下作用があり,A1製剤は粘膜親和性が強く,臨床的には両者の合剤である液剤(マーロックスR)が使用されている.作用時間は短く,抗コリン剤などとの併用が一般的である.
●抗コリン剤は3級アミン,4級アンモニウム塩に分類される.3級アミンは運動抑制が強く鎮痙剤として,4級アンモニウム塩は分泌,運動抑制が認められる.
●現在臨床的に多く用いられている種類は,その作用から抗コリン剤というより抗ムスカリン剤といったほうが理解しやすい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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