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文献詳細

雑誌文献

medicina30巻9号

1993年09月発行

文献概要

今月の主題 消化性潰瘍治療の新展開 薬物療法

H2受容体拮抗剤の評価と使い方

著者: 岩崎有良1

所属機関: 1日本大学医学部第3内科(駿河台病院)

ページ範囲:P.1640 - P.1642

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●H2受容体拮抗剤は治癒率が高く,症状の消失も早いので,消化性潰瘍の治療薬としてfirstchoiceで用いる.
●胃潰瘍ではH2受容体拮抗剤と防御因子増強剤との併用療法,十二指腸潰瘍ではH2受容体拮抗剤の単独療法が基本である.
●治癒後の維持療法は再発予防に重要である.
●維持療法におけるH2受容体拮抗剤の投与法は一律にhalf doseとせずに,症例の背景因子などを考慮して使い分ける必要がある.
●維持療法は最低1年,できれば2〜3年は継続すべきである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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