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今月の主題 消化性潰瘍治療の新展開 薬物療法
プロトンポンプ阻害剤の使い方
著者: 福本四郎1 足立経一1 森真爾1
所属機関: 1島根医科大学第2内科
ページ範囲:P.1648 - P.1649
文献購入ページに移動●本剤は単独で高い治癒成績が得られるが,高齢者,合併症を有する患者には,防御因子増強剤の併用を行うとよい.
●胃潰瘍で8週間,十二指腸潰瘍で6週間が本剤の投与期間で,それで未治癒の場合は,H2ブロッカー治療量を用いて引き続き治療を行う.
●治癒後の維持療法は,H2ブロッカー半量単独,あるいはH2ブロッカー半量と防御因子増強剤の併用により行う.
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