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文献詳細

雑誌文献

medicina30巻9号

1993年09月発行

文献概要

今月の主題 消化性潰瘍治療の新展開 薬物療法

プロトンポンプ阻害剤の使い方

著者: 福本四郎1 足立経一1 森真爾1

所属機関: 1島根医科大学第2内科

ページ範囲:P.1648 - P.1649

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●本剤の用法は,1日1錠1回の投与で,服薬時間は朝でも晩でもほぼ同じ効果であり,患者のコンプライアンスのよいほうに投与する.
●本剤は単独で高い治癒成績が得られるが,高齢者,合併症を有する患者には,防御因子増強剤の併用を行うとよい.
●胃潰瘍で8週間,十二指腸潰瘍で6週間が本剤の投与期間で,それで未治癒の場合は,H2ブロッカー治療量を用いて引き続き治療を行う.
●治癒後の維持療法は,H2ブロッカー半量単独,あるいはH2ブロッカー半量と防御因子増強剤の併用により行う.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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