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今月の主題 消化性潰瘍治療の新展開 薬物療法
防御因子増強剤の評価と使い方
著者: 森賀本幸1
所属機関: 1京都大学医学部第1内科
ページ範囲:P.1654 - P.1656
文献購入ページに移動●防御因子増強剤の開発,その評価にはわが国独自のものがある.背景粘膜に萎縮性胃炎のある胃潰瘍の頻度が高いことと関係がある.
●防御因子増強剤には胃・十二指腸粘膜の防御機構(被蓋上皮,粘液分泌,粘膜血流)の増強作用,さらに潰瘍修復促進作用の薬効薬理がある.
●防御因子増強剤が単独投与されることは少なく,H2受容体拮抗剤,プロトンポンプ阻害剤と併用されることが多い(併用療法).
●胃潰瘍の初期療法,さらに維持療法(再発予防)に有用である.
●十二指腸潰瘍に適応をもつものは少ない.
●防御因子増強剤には胃・十二指腸粘膜の防御機構(被蓋上皮,粘液分泌,粘膜血流)の増強作用,さらに潰瘍修復促進作用の薬効薬理がある.
●防御因子増強剤が単独投与されることは少なく,H2受容体拮抗剤,プロトンポンプ阻害剤と併用されることが多い(併用療法).
●胃潰瘍の初期療法,さらに維持療法(再発予防)に有用である.
●十二指腸潰瘍に適応をもつものは少ない.
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