文献詳細
文献概要
今月の主題 消化性潰瘍治療の新展開 薬物療法
抗潰瘍剤の予防的投与
著者: 高橋裕1 上野文昭1
所属機関: 1東海大学大磯病院内科
ページ範囲:P.1662 - P.1665
文献購入ページに移動●重篤な基礎疾患を有する患者において,H2ブロッカーのストレス潰瘍に対する予防的投与の有用性は確立されている.
●NSAIDs使用例における予防的投与の効果は,ミソプロストールやラニチジンで認められているものの,その適応とすべき対象に関し未だ確立したものはない.
●リスクの高い患者に対しては,その基礎疾患や病態に合わせ適宜投与するといった“individu-alization”が必要と思われる.
●NSAIDs使用例における予防的投与の効果は,ミソプロストールやラニチジンで認められているものの,その適応とすべき対象に関し未だ確立したものはない.
●リスクの高い患者に対しては,その基礎疾患や病態に合わせ適宜投与するといった“individu-alization”が必要と思われる.
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