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文献詳細

雑誌文献

medicina30巻9号

1993年09月発行

今月の主題 消化性潰瘍治療の新展開

特殊な潰瘍の治療

NSAIDs併用例の治療

著者: 安達献1 石川主税1 西元寺克禮2

所属機関: 1国立相模原病院内科 2北里大学医学部内科

ページ範囲:P.1676 - P.1678

文献概要

●NSAIDsはできるだけ少量使用し,坐剤やプロドラッグなどを第一選択とする.
●胃腸障害発生の比較的少ないNSAIDsでスタートし,その後,抗炎症作用の強い薬剤に切り替える.
●NSAIDs長期投与中に発症した潰瘍は通常の消化性潰瘍に比し,難治性潰瘍が多く,プロトンポンプ阻害剤やH2受容体拮抗剤の選択に加え,プロスタグランジン製剤の併用を考える.
●ステロイド併用例は予防的抗潰瘍薬投与の絶対的適用であり,プロスタグランジン製剤やH2受容体拮抗剤などを投与する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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