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今月の主題 消化性潰瘍治療の新展開 再発と維持療法
吻合部潰瘍の治療
著者: 塚本秀人1 比企能樹1 三橋利温2
所属機関: 1北里大学医学部外科 2北里大学医学部内科
ページ範囲:P.1716 - P.1718
文献購入ページに移動●治療の第一選択は薬物療法であり,その基本はH2受容体拮抗剤,プロトンポンプ阻害剤などによる減酸であるが,瘢痕治癒後の再発率が高いため維持療法の重要性が問題となる.
●保存療法で止血困難な出血例や穿孔,狭窄例が絶対的手術適応となる.手術療法としては,再切除のみでは再々発の危険性があるため,迷切を加えたより完全な減酸手術が望まれる.
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