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文献詳細

雑誌文献

medicina30巻9号

1993年09月発行

文献概要

今月の主題 消化性潰瘍治療の新展開 治癒・再発に関する諸因子

胃・十二指腸潰瘍の治癒に関係する因子

著者: 岡田光男1

所属機関: 1福岡大学医学部第1内科

ページ範囲:P.1720 - P.1722

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●20mm以上の潰瘍および再発性潰瘍はH2ブロッカー登場後も胃潰瘍の難治要因である.
●難治性胃潰瘍を正確に予測するためには3つのX線所見〔胃角部線状潰瘍(間接所見として胃角のU字変形を示す),Schwellungshof以外の潰瘍壁のあるもの,粘膜集中高度〕および治療開始後2週以内の症状消失の有無のチェックが有用である.
●十二指腸潰瘍の難治要因として,球部の変形高度および10mm以上の潰瘍,喫煙(20本/日以上),“治療開始後2週間以内に症状が消失しない”,男性,があげられる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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