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文献詳細

雑誌文献

medicina30巻9号

1993年09月発行

今月の主題 消化性潰瘍治療の新展開

治癒・再発に関する諸因子

喫煙,飲酒,食事は難治・再発と関係あるか

著者: 川野淳1 辻晋吾1 増田栄治1

所属機関: 1大阪大学医学部第1内科

ページ範囲:P.1728 - P.1730

文献概要

●喫煙,飲酒,食事は日常われわれが遭遇する因子であるが,粘膜防御因子に対する検討は比較的少ない.
●本稿では,各々の因子の粘膜血流に対する影響を中心に検討し,潰瘍の難治・再発への関わりを述べた.
●喫煙,飲酒ともに粘膜血行動態を障害することから,潰瘍治癒の遷延,再発に関与すると考えられた.
●食事の影響はまだ不明の点が多いが,最近話題になっている香辛料に含まれるカプサイシンの粘膜血流に対する影響を述べた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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