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今月の主題 消化性潰瘍治療の新展開 合併症と外科治療の現状
出血性潰瘍治療の現況
著者: 平尾雅紀1 腰山達美2 内沢政英2
所属機関: 1勤医協中央病院外科 2勤医協中央病院内科
ページ範囲:P.1740 - P.1742
文献購入ページに移動●高張NaClエピネフリン液(HSE)局注止血法により緊急手術は21.7%から0.3%に激減させることができた.しかし,出血性潰瘍に対するHSE局注症例は減少していない.これは内視鏡的止血法の有効性を示している.
●出血性潰瘍の内視鏡的止血法を含む保存療法は,そのバックに手術療法があることが前提で成り立っている.
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