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文献詳細

雑誌文献

medicina30巻9号

1993年09月発行

文献概要

今月の主題 消化性潰瘍治療の新展開 合併症と外科治療の現状

出血性潰瘍治療の現況

著者: 平尾雅紀1 腰山達美2 内沢政英2

所属機関: 1勤医協中央病院外科 2勤医協中央病院内科

ページ範囲:P.1740 - P.1742

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●出血性潰瘍に対する内視鏡的止血法の考え方として,初期・完全・永久止血というそれぞれのステップに対して明確な治療方針をもっことである.
●高張NaClエピネフリン液(HSE)局注止血法により緊急手術は21.7%から0.3%に激減させることができた.しかし,出血性潰瘍に対するHSE局注症例は減少していない.これは内視鏡的止血法の有効性を示している.
●出血性潰瘍の内視鏡的止血法を含む保存療法は,そのバックに手術療法があることが前提で成り立っている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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