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文献詳細

雑誌文献

medicina30巻9号

1993年09月発行

文献概要

今月の主題 消化性潰瘍治療の新展開 合併症と外科治療の現状

外科治療の新しい展開—腹腔鏡下手術の導入

著者: 大上正裕1 北島政樹1

所属機関: 1慶應義塾大学医学部外科

ページ範囲:P.1746 - P.1747

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●十二指腸潰瘍穿孔例に対して腹腔鏡下穿孔部大網縫着術が可能となり,今後の普及が予想される.
●手術は腹腔鏡下に腹腔内を大量に洗浄し,穿孔部に大網を縫着し穿孔部を閉鎖する.
●本法の適応は,術前もしくは術中内視鏡により十二指腸に高度な狭窄がないことが確認されたものに限られ,上腹部開腹手術の既往例やpoor risk症例も除外される.
●本法の利点は,手術侵襲が少なく,術後疼痛が軽微で,美容上にも優れる点があげられる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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