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文献詳細

雑誌文献

medicina30巻9号

1993年09月発行

図解病態のしくみ—肝臓病・13

原発性胆汁性肝硬変・原発性硬化性胆管炎

著者: 斎藤清二1 康山俊学1 宮林千春1 渡辺明治1

所属機関: 1富山医科薬科大学第3内科

ページ範囲:P.1756 - P.1764

文献概要

 肝内胆汁うっ滞と肝外胆汁うっ滞との鑑別診断は,超音波,CT検査や直接的胆道造影法などにより比較的容易となった.厚生省肝内胆汁うっ滞調査研究班によると,急性,反復性,慢性,乳児期肝内胆汁うっ滞と分類される.慢性型には薬剤に起因するものもあるが,代表的なものとして原発性胆汁性肝硬変(primary biliary cirrhosis:PBC)と原発性硬化性胆管炎(primary sclerosing cholangitis:PSC)があり,黄疸や胆汁うっ滞の鑑別診断の際にはいつも問題となる重要な疾患といえる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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