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文献詳細

雑誌文献

medicina31巻1号

1994年01月発行

文献概要

今月の主題 消化器疾患の治療法—1994年の再評価 小腸・大腸疾患

炎症性腸疾患

著者: 北洞哲治1 林篤1 大原信1

所属機関: 1国立大蔵病院消化器科

ページ範囲:P.49 - P.53

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ポイント
●潰瘍性大腸炎の病因は不明と言わざるを得ないが,その病態は明らかになりつつあり,治療法の工夫とともに治療成績は向上しつつある.
●本症治療で肝要なことは,病態をよく把握し,従来の治療を再評価し,病期に適した治療薬を組み合わせ,きめ細かな治療を心掛けることである.
●Crohn病は病因・病態も不明のままである.最も有効な治療法は成分栄養療法を基本とした薬物療法の併用であるが,未だ満足できるものとは言えない.今後の研究に期待するところ大というのが実状である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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