icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina31巻1号

1994年01月発行

文献概要

今月の主題 消化器疾患の治療法—1994年の再評価 小腸・大腸疾患

大腸ポリープと早期癌—内視鏡治療の適応と限界

著者: 五十嵐正広1 勝又伴栄1

所属機関: 1北里大学東病院消化器内科

ページ範囲:P.63 - P.68

文献購入ページに移動
ポイント
●5mm以下の隆起型は,ホットバイオプシー,表面型はストリップバイオプシーで切除.
●5mm以上で隆起型はスネアポリペクトミー,表面型はストリップバイオプシーが適応.
●切除適応は,有茎性病変は基部20mm以下,無茎性病変や表面型腫瘍ではnon-liftingsign陰性が条件で30mm以下.
●m癌では,切除端に癌が陰性であれば内視鏡治療のみで治療終了.sm癌では,断端陰性,脈管侵襲陰性,高分化型癌の条件を満たせば内視鏡治療のみでよい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?