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文献詳細

雑誌文献

medicina31巻1号

1994年01月発行

今月の主題 消化器疾患の治療法—1994年の再評価

肝疾患

肝細胞癌

著者: 山崎隆弘1 沖田極1

所属機関: 1山口大学医学部第1内科

ページ範囲:P.122 - P.125

文献概要

ポイント
●小肝細胞癌に対するPEITの治療効果は外科的切除に匹敵するくらい有用である.
●進行肝癌に対してはTAEが行われているが,その限界も明らかになってきたことから,PEITの併用も行われている.
●高度進行肝癌に対しては,皮下埋込み式リザーバーを用いた抗癌剤動注療法が,QOLの面からも有用である.
●今後,免疫療法におけるBRM,放射線療法,温熱療法などの肝癌治療の再評価が必要である.
●肝癌には多中心性発癌の性格があることから,今後,肝癌予防が期待される.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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