文献詳細
文献概要
今月の主題 消化器疾患の治療法—1994年の再評価 膵・胆道系疾患
重症急性膵炎
著者: 吉田憲司1 竹内正1
所属機関: 1東京女子医科大学消化器内科
ページ範囲:P.126 - P.130
文献購入ページに移動ポイント
●重症膵炎の死因は,発症早期には循環不全,呼吸不全,腎不全,後期には敗血症が多く,その対策が重要である.
●早期重症膵炎の治療に最も重要なのが,水分・電解質管理である.
●重症膵炎には,intensive careによる全身管理が必要となる.
●抗酵素剤は初期より十分量を投与し,重症膵炎の場合にはDICに準じた量を持続点滴で投与する.
●胆石膵炎,重症膵炎には,予防的抗生剤投与を考慮する.
●重症膵炎の後期には,膵膿瘍をはじめとする感染がその予後を悪くする.
●重症膵炎の死因は,発症早期には循環不全,呼吸不全,腎不全,後期には敗血症が多く,その対策が重要である.
●早期重症膵炎の治療に最も重要なのが,水分・電解質管理である.
●重症膵炎には,intensive careによる全身管理が必要となる.
●抗酵素剤は初期より十分量を投与し,重症膵炎の場合にはDICに準じた量を持続点滴で投与する.
●胆石膵炎,重症膵炎には,予防的抗生剤投与を考慮する.
●重症膵炎の後期には,膵膿瘍をはじめとする感染がその予後を悪くする.
掲載誌情報