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文献詳細

雑誌文献

medicina31巻1号

1994年01月発行

文献概要

今月の主題 消化器疾患の治療法—1994年の再評価 膵・胆道系疾患

悪性腫瘍による胆道閉塞

著者: 門田俊夫1

所属機関: 1新東京病院外科

ページ範囲:P.148 - P.151

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ポイント
●胆道ドレナージ法の呼称にはそれぞれPTCD,ERCPなどの略号が用いられややこしいが,これらは半ば『公用語』であるため,それぞれをきちんと整理して,理解しておく必要がある.
●さらにドレナージ法を内痩術,外痩術に分類して,それぞれの利点,欠点を理解することも必要である.
●手術前の一時的減黄術の是非に関しては,議論が分かれている.現時点での大勢は,単なるbypass手術では減黄術は必要ない.肝臓切除を要する手術や,低アルブミン,腎機能不全,胆道感染が疑われる場合には,術前の減黄を2〜4週間行う.
●切除不能癌に対するドレナージ法の選択は,個々の症例に応じ,quality of lifeの向上を第一目標とする.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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