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今月の主題 内科エマージェンシー 救急基本手技
救急薬品のminimum requirement
著者: 田中行夫1 熊沢光生2
所属機関: 1山梨医科大学救急集中治療部 2山梨医科大学麻酔科
ページ範囲:P.2069 - P.2071
文献購入ページに移動●救急薬品使用の基本は,使用する薬剤の作用,投与量を確実に身につけることであり,その薬剤の数は決して多くない.
●さまざまな病態が想定されるが,救急の現場では,原因検索よりもまずバイタルサインを安定化させることが救命の第一歩である.このため強心昇圧薬の使い方の習得が最も大切である.エピネフリン,ドパミン,ドブタミン,ノルエピネフリンはその基本である.
●抗不整脈薬としてアトロピン,リドカイン,ジギタリス,Ca拮抗薬を理解する.
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