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文献詳細

雑誌文献

medicina31巻10号

1994年10月発行

今月の主題 内科エマージェンシー

症候別内科エマージェンシー

一過性の意識消失

著者: 丹羽潔1 北川泰久1

所属機関: 1東海大学大磯病院神経内科

ページ範囲:P.2082 - P.2085

文献概要

ポイント
●一過性の意識消失は突然死の可能性があり,特に循環器所見,神経学的所見は確実にとることが重要である.
●原因不明の場合,入院の絶対適応である.
●詳細な病歴聴取と理学所見のみからでも85%の診断率が得られる.
●一過性の意識消失の原因としては,血管迷走神経失神が最も多い.
●長時間の原因検索はかえって病態を増悪させる可能性が高く,最低限の初期治療を優先させる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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