文献詳細
文献概要
今月の主題 内科エマージェンシー 症候別内科エマージェンシー
急性の四肢麻痺—救急処置と鑑別診断
著者: 栗原照幸1
所属機関: 1東邦大学医学部第4内科(大橋病院)
ページ範囲:P.2096 - P.2099
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●急性に発症した四肢麻痺がどのような状況で起こったか,外傷,先行感染などを含めて問診をよくとる.
●問診中も生命徴候に気をつけ,救命処置を行いながら診察をする.特に呼吸麻痺に注意する.気管内挿管の準備をしておく.
●神経学的には四肢麻痺以外に意識,膀胱直腸障害の有無,筋トーヌス,腱反射,病的反射,感覚のレベルに注目して部位診断をする.肺炎,尿路感染,褥瘡の予防に努める.
●大脳,脳幹,脊髄,末梢神経,神経筋接合部,筋肉のどのレベルでも四肢麻痺をきたし得るので,部位診断をしてそれぞれの治療を行う.
●急性に発症した四肢麻痺がどのような状況で起こったか,外傷,先行感染などを含めて問診をよくとる.
●問診中も生命徴候に気をつけ,救命処置を行いながら診察をする.特に呼吸麻痺に注意する.気管内挿管の準備をしておく.
●神経学的には四肢麻痺以外に意識,膀胱直腸障害の有無,筋トーヌス,腱反射,病的反射,感覚のレベルに注目して部位診断をする.肺炎,尿路感染,褥瘡の予防に努める.
●大脳,脳幹,脊髄,末梢神経,神経筋接合部,筋肉のどのレベルでも四肢麻痺をきたし得るので,部位診断をしてそれぞれの治療を行う.
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