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文献詳細

雑誌文献

medicina31巻10号

1994年10月発行

文献概要

今月の主題 内科エマージェンシー 疾患別内科エマージェンシー

大動脈解離

著者: 高木力1 吉田清1

所属機関: 1神戸市立中央市民病院循環器センター内科

ページ範囲:P.2153 - P.2156

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ポイント
●大動脈解離の診断には心エコー,CT, MRI,大動脈造影検査が有用である.特に経食道心エコーはベッドサイドで実施可能であり,解離の診断や病型診断に有用な検査法である.心タンポナーデ,大動脈逆流などの合併症の診断には経胸壁心エコーが有用である.
●大動脈解離に対しては速やかに鎮痛,鎮静,強力な降圧療法を開始するべきである.
●大動脈解離の治療は,Stanford A型は外科治療,合併症のないStanford B型は内科治療が原則である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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