文献詳細
今月の主題 内科エマージェンシー
疾患別内科エマージェンシー
文献概要
ポイント
●大動脈解離の診断には心エコー,CT, MRI,大動脈造影検査が有用である.特に経食道心エコーはベッドサイドで実施可能であり,解離の診断や病型診断に有用な検査法である.心タンポナーデ,大動脈逆流などの合併症の診断には経胸壁心エコーが有用である.
●大動脈解離に対しては速やかに鎮痛,鎮静,強力な降圧療法を開始するべきである.
●大動脈解離の治療は,Stanford A型は外科治療,合併症のないStanford B型は内科治療が原則である.
●大動脈解離の診断には心エコー,CT, MRI,大動脈造影検査が有用である.特に経食道心エコーはベッドサイドで実施可能であり,解離の診断や病型診断に有用な検査法である.心タンポナーデ,大動脈逆流などの合併症の診断には経胸壁心エコーが有用である.
●大動脈解離に対しては速やかに鎮痛,鎮静,強力な降圧療法を開始するべきである.
●大動脈解離の治療は,Stanford A型は外科治療,合併症のないStanford B型は内科治療が原則である.
掲載誌情報