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文献詳細

雑誌文献

medicina31巻10号

1994年10月発行

文献概要

今月の主題 内科エマージェンシー 疾患別内科エマージェンシー

気胸・胸水・膿胸・血胸

著者: 下方薫1

所属機関: 1名古屋大学医学部第1内科

ページ範囲:P.2171 - P.2173

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ポイント
●緊張性気胸では,急激な呼吸循環不全を起こすので早急に脱気する.両側気胸や慢性閉塞性肺疾患に併発した気胸では,胸腔ドレナージが必要である.
●大量の胸水が存在すると高度の呼吸困難をきたすので,胸腔ドレナージを行う.胸水の原因を明らかにして原因別の対処をする.
●急性膿胸に対しては,的確な抗生物質療法と胸腔ドレナージを行う.
●血胸ではバイタルサインを頻回にチェックし,緊急開胸術の時期を失しないように努める.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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