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文献詳細

雑誌文献

medicina31巻10号

1994年10月発行

文献概要

今月の主題 内科エマージェンシー 疾患別内科エマージェンシー

腸閉塞・イレウス

著者: 田代博一1 北洞哲治1

所属機関: 1国立大蔵病院消化器科

ページ範囲:P.2183 - P.2185

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ポイント
●嘔吐,腹痛,腹部膨満感,排便・排ガスの欠如を認めた場合はイレウスを疑う.その際,腹部手術の既往は必ず聴取する.
●症状,身体所見,腹部単純X線写真,採血などにより総合的にイレウスを鑑別診断する.
●初期治療におい質・輸液,イレウス管による吸引・減圧療法が重要である.
●機械的イレウスが疑われた場合,特に絞扼性イレウスが疑われた場合は,可及的速やかに外科医に相談する.
●単純性イレウスで保存的治療が1週間内外で奏効しない場合は,外科的治療を考慮する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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