文献詳細
文献概要
今月の主題 内科エマージェンシー 疾患別内科エマージェンシー
低Na血症
著者: 石川裕泰1 長谷弘記1
所属機関: 1東邦大学医学部第3内科(大橋病院)
ページ範囲:P.2201 - P.2203
文献購入ページに移動ポイント
●低ナトリウム(Na)血症の病態分類としては以下のものがある.
①体内総Na量と細胞外液量がともに減少するが,総Na量の減少が細胞外液量の減少を上回る場合
②体内総Na量は正常であるが,細胞外液量が増加した場合
③体内総Na量と細胞外液量がともに増加するが,細胞外液量の増加が総Na量の増加を上回る場合
●急性低Na血症に対しては,Naの補給と細胞外液量の是正が必要である.
●急速な低Na血症の是正は危険である.
●偽性低Na血症は血清水分量,血清浸透圧は正常で,治療は必要ない.
●低ナトリウム(Na)血症の病態分類としては以下のものがある.
①体内総Na量と細胞外液量がともに減少するが,総Na量の減少が細胞外液量の減少を上回る場合
②体内総Na量は正常であるが,細胞外液量が増加した場合
③体内総Na量と細胞外液量がともに増加するが,細胞外液量の増加が総Na量の増加を上回る場合
●急性低Na血症に対しては,Naの補給と細胞外液量の是正が必要である.
●急速な低Na血症の是正は危険である.
●偽性低Na血症は血清水分量,血清浸透圧は正常で,治療は必要ない.
掲載誌情報