文献詳細
文献概要
今月の主題 内科エマージェンシー 疾患別内科エマージェンシー
脊髄圧迫症候群
著者: 植松稔1
所属機関: 1防衛医科大学校放射線科
ページ範囲:P.2218 - P.2220
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●脊髄圧迫症候群においては予防にまさる治療はない.患者本人に病態を理解させ,発症前の疼痛だけの段階で受診することを徹底させる.
●悪性腫瘍の脊椎転移があればMRIで精査し,早めに放射線治療の適応を検討する.
●発症してしまったら,ただちにデキサメサゾンを開始し,病巣をMRIで確認する.
●リンパ腫や骨髄腫のように放射線感受性の高い疾患や,癌腫でも症状が軽く進行が遅い場合は放射線治療を試みる.
●症状の進行が早い場合や,すでに麻痺を起こしかけている場合は緊急手術の適応である.また,放射線治療によって速やかに症状が軽快しない場合も手術を検討する.
●脊髄圧迫症候群においては予防にまさる治療はない.患者本人に病態を理解させ,発症前の疼痛だけの段階で受診することを徹底させる.
●悪性腫瘍の脊椎転移があればMRIで精査し,早めに放射線治療の適応を検討する.
●発症してしまったら,ただちにデキサメサゾンを開始し,病巣をMRIで確認する.
●リンパ腫や骨髄腫のように放射線感受性の高い疾患や,癌腫でも症状が軽く進行が遅い場合は放射線治療を試みる.
●症状の進行が早い場合や,すでに麻痺を起こしかけている場合は緊急手術の適応である.また,放射線治療によって速やかに症状が軽快しない場合も手術を検討する.
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