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文献詳細

雑誌文献

medicina31巻11号

1994年10月発行

文献概要

増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第5集 内分泌学的検査 負荷試験

TRHテスト

著者: 小林功1

所属機関: 1群馬大学医学部臨床検査医学

ページ範囲:P.434 - P.435

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検査の目的・意義
 下垂体TSH産生細胞にターゲットをもつ視床下部ホルモン,サイロトロピン放出ホルモン(thyrotropin-releasing hormone:TRH)を用いるTRHテストは,従来,下垂体-甲状腺刺激ホルモン(TSH)分泌予備能を知るための負荷試験として広く用いられてきた1).またTRH投与により,血中プロラクチン(PRL)も増加することから,PRL分泌機能検査法としても定着した感があったのは確かである.しかし,TSHの高感度測定法が開発されるに及び,特殊な例を除いて,その臨床的有用性は失われつつある2)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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