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文献詳細

雑誌文献

medicina31巻11号

1994年10月発行

文献概要

増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第5集 内分泌学的検査 負荷試験

GH-RHテスト

著者: 板東浩1 斎藤史郎1

所属機関: 1徳島大学医学部第1内科

ページ範囲:P.438 - P.439

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検査の目的・意義
 GH-RH(growth hormone-releasing hormone,成長ホルモン放出ホルモン)テストは,下垂体の成長ホルモン(growth hormone:GH)分泌機能検査法の一つである.視床下部ホルモンであるGH-RHは,正常人では下垂体前葉のGH分泌細胞(somatotroph)を刺激して,GHを分泌させる.したがって,GH-RH注射薬を静注して血漿GH濃度の変化を測定すれば,下垂体のGH分泌機能を判定することが可能である.対象となる疾患は,正常低身長者,ヒトGH分泌不全性低身長症(下垂体性小人症),下垂体機能低下症,Tumer症候群,その他の視床下部・下垂体疾患などである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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