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増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第5集 内分泌学的検査 負荷試験
GH-RHテスト
著者: 板東浩1 斎藤史郎1
所属機関: 1徳島大学医学部第1内科
ページ範囲:P.438 - P.439
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GH-RH(growth hormone-releasing hormone,成長ホルモン放出ホルモン)テストは,下垂体の成長ホルモン(growth hormone:GH)分泌機能検査法の一つである.視床下部ホルモンであるGH-RHは,正常人では下垂体前葉のGH分泌細胞(somatotroph)を刺激して,GHを分泌させる.したがって,GH-RH注射薬を静注して血漿GH濃度の変化を測定すれば,下垂体のGH分泌機能を判定することが可能である.対象となる疾患は,正常低身長者,ヒトGH分泌不全性低身長症(下垂体性小人症),下垂体機能低下症,Tumer症候群,その他の視床下部・下垂体疾患などである.
GH-RH(growth hormone-releasing hormone,成長ホルモン放出ホルモン)テストは,下垂体の成長ホルモン(growth hormone:GH)分泌機能検査法の一つである.視床下部ホルモンであるGH-RHは,正常人では下垂体前葉のGH分泌細胞(somatotroph)を刺激して,GHを分泌させる.したがって,GH-RH注射薬を静注して血漿GH濃度の変化を測定すれば,下垂体のGH分泌機能を判定することが可能である.対象となる疾患は,正常低身長者,ヒトGH分泌不全性低身長症(下垂体性小人症),下垂体機能低下症,Tumer症候群,その他の視床下部・下垂体疾患などである.
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