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文献詳細

雑誌文献

medicina31巻11号

1994年10月発行

文献概要

増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第5集 腫瘍マーカー 消化器系

CEA(癌胎児性抗原)

著者: 黒木政秀1

所属機関: 1福岡大学医学部第1生化学

ページ範囲:P.452 - P.454

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検査の目的・意義
 CEA(carcinoembryonic antigen)は,本来消化器系の癌に特異的な腫瘍マーカーとして報告された物質であるが,その後各種の癌で産生されることが明らかになった.しかも,他の腫瘍マーカーと同様,早期癌における陽性率は低く,癌の診断に単独で利用するには無理がある.したがって,現時点での血清学的な意義は,次のようにまとめることができる1,2)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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