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文献詳細

雑誌文献

medicina31巻11号

1994年10月発行

文献概要

増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第5集 腫瘍マーカー 消化器系

CA 19-9

著者: 大倉久直1

所属機関: 1国立がんセンター中央病院薬物療法部

ページ範囲:P.456 - P.457

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検査の目的・意義
 膵・胆道系および消化管癌の腫瘍マーカーとして,これらの癌が疑われる症例に補助診断法の一つとして用いられる.肝・胆・膵および婦人科の良性疾患に偽陽性は多いが,消化器癌での産生量が多く,AFP,CEAに次ぐ有用な腫瘍マーカーである.CA 19-9陽性癌では,血清値の変動が臨床経過のモニターに利用される.
 日本人の約10%はLewis陰性者で,I型糖鎖からLea糖鎖がつくれず,sialyl Lewisa糖鎖もつくれない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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