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増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第5集 腫瘍マーカー 消化器系
BFP(塩基性フェトプロテイン)
著者: 石井勝1 清野祐子2
所属機関: 1埼玉県立がんセンター消化器科 2埼玉県立がんセンター臨床検査部
ページ範囲:P.474 - P.475
文献購入ページに移動BFP(basic fetoprotein,塩基性フェトプロテイン)は,石井1)がヒト胎児に見いだした分子量55,000,等電点8.5〜9.2の塩基性のがん関連胎児蛋白である.血清BFPは,消化器癌,泌尿生殖器癌の腫瘍マーカーとして役立つ2).他方,尿BFPが膀胱癌などの尿路上皮癌の優れた腫瘍マーカーとして役立つことが最近判明した3).
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