文献詳細
増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第5集
腫瘍マーカー 乳腺・婦人科系
文献概要
検査の目的・意義
乳癌は性ホルモン依存性腫瘍の一つであり,その増殖にはエストロゲンとプロゲステロンが関与している.したがって,乳癌のエストロゲンレセプター(ER)およびプロゲステロンレセプター(PgR)の測定は,再発時の内分泌療法の適応決定および効果予測や,術後補助内分泌療法の選択基準に必須の情報を提供してくれるのみならず,ERは乳癌の予後因子としても重要視されている.
乳癌は性ホルモン依存性腫瘍の一つであり,その増殖にはエストロゲンとプロゲステロンが関与している.したがって,乳癌のエストロゲンレセプター(ER)およびプロゲステロンレセプター(PgR)の測定は,再発時の内分泌療法の適応決定および効果予測や,術後補助内分泌療法の選択基準に必須の情報を提供してくれるのみならず,ERは乳癌の予後因子としても重要視されている.
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