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増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第5集 免疫学的検査 感染症関連検査 その他の微生物の抗原・抗体検査
ツツガムシ病抗体/Weil-Felix反応
著者: 橘宣祥1
所属機関: 1大分県衛生環境研究センター
ページ範囲:P.590 - P.591
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ツツガムシ病抗体は,ツツガムシ病の病原体Rickettsia tsutsugamushi(R tSutsugamushi)に対する患者血清中の特異抗体で,その検出は診断確定に必須である.Weil-Felix反応は特異反応ではなく,確定診断の目的には用いられない.
ツツガムシ病は北海道を除く全国各地で,主に秋から初冬にかけて発生する(東北地方では春から初夏にかけても発生する)急性熱性感染症である.臨床症状は38〜39℃の発熱,全身の発疹,ツツガムシが刺した部に生じる刺し口などが特徴であるが,確定診断にはR tsutsugamushiないしそのDNAの検出,または血清抗体の証明が必要である.
ツツガムシ病抗体は,ツツガムシ病の病原体Rickettsia tsutsugamushi(R tSutsugamushi)に対する患者血清中の特異抗体で,その検出は診断確定に必須である.Weil-Felix反応は特異反応ではなく,確定診断の目的には用いられない.
ツツガムシ病は北海道を除く全国各地で,主に秋から初冬にかけて発生する(東北地方では春から初夏にかけても発生する)急性熱性感染症である.臨床症状は38〜39℃の発熱,全身の発疹,ツツガムシが刺した部に生じる刺し口などが特徴であるが,確定診断にはR tsutsugamushiないしそのDNAの検出,または血清抗体の証明が必要である.
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