文献詳細
文献概要
増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第5集 免疫学的検査 サイトカイン
インターロイキン
著者: 宮坂信之1
所属機関: 1東京医科歯科大学難治疾患研究所
ページ範囲:P.674 - P.677
文献購入ページに移動 サイトカインとは,免疫担当細胞をはじめとする種々の細胞から産生される生理活性物質の総称である.サイトカインとは造語であり,「サイト」とは「細胞」という意味の,「カイン」とは「作動物質」という意味である.従来は,リンパ球由来の液性物質をリンフォカイン,単球・マクロファージ由来のものをモノカインと呼んでいたが,最近ではこれらをまとめてサイトカインと呼ぶ傾向にある.
また,インターロイキンということばもある.最近では,遺伝子クローニングがされ,その生理活性が明らかにされた物質に対して順番にインターロイキン(IL)1,2,3…と呼ぶ傾向にある.インターロイキンに関しては現在,IL-13まである.インターロイキンとは,「白血球同士の相互作用を司る物質」という意味をこめた造語である.
また,インターロイキンということばもある.最近では,遺伝子クローニングがされ,その生理活性が明らかにされた物質に対して順番にインターロイキン(IL)1,2,3…と呼ぶ傾向にある.インターロイキンに関しては現在,IL-13まである.インターロイキンとは,「白血球同士の相互作用を司る物質」という意味をこめた造語である.
掲載誌情報