文献詳細
増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第5集
免疫学的検査 サイトカイン
文献概要
インターロイキン-1(IL-1)は,当初リンパ球を活性化する因子(LAF)として同定された物質だが,その後,内因性の発熱因子,白血球増加や急性期蛋白質を誘導する因子と同一であることが明らかとなったサイトカインである.
IL-1は,等電点の違いからpI 5のαとpI 7のβに分類され,それぞれ前駆体が酵素の修飾をうけ成熟型となる.これらのアミノ酸配列の相同性は低いが,いずれも同じレセプターに結合してほぼ同じ生物活性を示すことがわかっている.
IL-1は,等電点の違いからpI 5のαとpI 7のβに分類され,それぞれ前駆体が酵素の修飾をうけ成熟型となる.これらのアミノ酸配列の相同性は低いが,いずれも同じレセプターに結合してほぼ同じ生物活性を示すことがわかっている.
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