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文献詳細

雑誌文献

medicina31巻11号

1994年10月発行

増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第5集

免疫学的検査 サイトカイン

IL-1(インターロイキン-1)

著者: 森田光哉1 笠原忠2

所属機関: 1自治医科大学神経内科学 2自治医科大学医動物学

ページ範囲:P.678 - P.679

文献概要

 インターロイキン-1(IL-1)は,当初リンパ球を活性化する因子(LAF)として同定された物質だが,その後,内因性の発熱因子,白血球増加や急性期蛋白質を誘導する因子と同一であることが明らかとなったサイトカインである.
 IL-1は,等電点の違いからpI 5のαとpI 7のβに分類され,それぞれ前駆体が酵素の修飾をうけ成熟型となる.これらのアミノ酸配列の相同性は低いが,いずれも同じレセプターに結合してほぼ同じ生物活性を示すことがわかっている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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