icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina31巻11号

1994年10月発行

文献概要

増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第5集 免疫学的検査 サイトカイン

エリスロポエチン

著者: 別所正美1

所属機関: 1埼玉医科大学第1内科

ページ範囲:P.694 - P.696

文献購入ページに移動
検査の目的・意義
 エリスロポエチン(Epo)は,その85〜90%が腎臓でつくられる分子量約35kDの糖蛋白で,骨髄における赤芽球系造血前駆細胞の分化・増殖を刺激し,同時にapoptosisを抑制することによって赤血球の産生を調節する造血因子である.したがって,血清Epo濃度の測定は,生体内での赤血球造血の状態を把握するうえで有用な指標になる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?