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文献詳細

雑誌文献

medicina31巻11号

1994年10月発行

文献概要

増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第5集 機能検査とDNA診断 機能検査

クレアチニンクリアランス

著者: 葉山修陽1

所属機関: 1日本医科大学千葉北総病院内科

ページ範囲:P.786 - P.787

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検査の目的・意義
 溶質Xのクリアランス(Cx)とは,X時間あたりに尿中排泄量を血清濃度に換算した場合の流量として表現したもので,溶質Xの尿中濃度(Ux)と血漿中濃度(Px)の比と,尿流量Vによって求めることができる.
Cx=Ux/Px×V
 したがって,糸球体で①糸球体毛細血管壁を自由に通過,②尿細管から再吸収も分泌もされない,③腎にて合成も分解もされない.以上の条件を満たすものが,正確に腎糸球体濾過値(GFR)を反映する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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