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文献詳細

雑誌文献

medicina31巻11号

1994年10月発行

文献概要

増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第5集 生理機能検査 肺機能検査

スパイログラム

著者: 長坂行雄1 藤田悦生1 中島重徳1

所属機関: 1近畿大学医学部第4内科

ページ範囲:P.842 - P.843

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検査の目的・意義
 スパイログラムの目的は,換気障害のパターン(拘束性か閉塞性か,あるいは混合性か)と,その程度を知ることで,これは特に慢性呼吸器疾患の鑑別に重要である.スパイログラムで最も重要な検査値は(%)肺活量と1秒量(1秒率)で,再現性も良好で,病状の経過をみるのにもよい.その他の数値は鑑別診断には重要でないが,患者の症状などに生理学的な解釈を加える場合には役立つ.本稿では最近,気管支喘息診療によく用いられるピークフローについても解説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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