icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina31巻12号

1994年11月発行

文献概要

今月の主題 呼吸器薬の使い方 気管支喘息の薬物療法のポイント

喘息の治療プログラムの進歩

著者: 真野健次1

所属機関: 1帝京大学医学部第2内科

ページ範囲:P.2305 - P.2307

文献購入ページに移動
ポイント
●喘息は気道の慢性の炎症性疾患であり,長期の管理が必要なため,患者教育が重要である(患者と医師との良きパートナーシップの確立).
●喘息症状の客観的評価のためにピークフロー値の測定を行う.最近は携帯用のピークフローメーターが導入された.
●気管支拡張薬としてはβ2刺激薬吸入を第一選択とする(欧米)が,吸入用β2刺激薬のregular useは避けて,必要なときのみ吸入する.
●喘息の新しい管理方法として,ステロイド吸入の早期導入と,ステロイドの全身性投与の代わりに高用量のステロイドの吸入が試みられるようになっている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?