icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina31巻12号

1994年11月発行

今月の主題 呼吸器薬の使い方

気管支喘息の薬物療法のポイント

ステロイド薬の投与方法とその功罪

著者: 工藤宏一郎1

所属機関: 1国立国際医療センター呼吸器科

ページ範囲:P.2330 - P.2332

文献概要

ポイント
●ステロイド療法は一般に喘息の治療に極めて有効である.急性増悪時の静注法,慢性喘息の長期管理に吸入ステロイド療法や短期経口ステロイド療法が有用である.特に吸入ステロイド療法は副作用の防止と有効性の点で優れた方法である.
●一方,ステロイド療法は対症療法であり,根治療法にはなり得ないことも認識すべきであり,overtreatment,undertreatmentにならないよう注意を払うべきである.
●ステロイドのoptimal treatmentは各ガイドラインが基準となろう.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら