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文献詳細

雑誌文献

medicina31巻12号

1994年11月発行

文献概要

今月の主題 呼吸器薬の使い方 気管支喘息の薬物療法のポイント

吸入性抗コリン薬の適応と限界

著者: 大川健太郎1 長坂行雄1 中島重徳1

所属機関: 1近畿大学医学部第4内科

ページ範囲:P.2345 - P.2347

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ポイント
●抗コリン薬はムスカリン受容体に対する拮抗作用により,気管支を拡張させる.
●抗コリン薬は単独で用いず,β2刺激薬などと併用することにより,大きな気管支拡張作用を期待できる.
●COPDを合併した比較的高齢の喘息には抗コリン薬の併用が効果的である.
●ステロイド依存性の喘息患者にも効果がみられることがあり,一度は試してみる価値がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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