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文献詳細

雑誌文献

medicina31巻12号

1994年11月発行

文献概要

今月の主題 呼吸器薬の使い方 気管支喘息の薬物療法のポイント

経口減感作療法

著者: 須甲松伸1

所属機関: 1東京大学医学部物療内科

ページ範囲:P.2352 - P.2354

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ポイント
●減感作(免疫)療法はアレルゲンへの免疫反応を特異的に減弱させて,気管支喘息やアレルギー性鼻炎の症状を軽減ないし完治させる治療法であり,根治療法として期待される.
●アレルゲンを少量から漸増しながら注射する方法に比べ,経口減感作療法は簡便で副作用も少ない.
●減感作療法の機序としては,遮断抗体の増加とT細胞の機能低下(アレルギー)の誘導による慢性炎症の改善が考えられている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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